退職時の有給消化及び買取について!

退職時の有給消化に対し時季変更権の行使は!?


退職する際に有給休暇の消化をせず、やめてしまう方もいると思います。

例えば、日数が多く同僚に迷惑がかかる・めんどくさい・など、理由は様々!
しかし、有給休暇は従業員に権利として認められています。
そのため、通常は退職時に有給休暇が残っている場合は、有給休暇の消化を退職までに使い切ることが一般的です。
もし、職場が忙しく人手が足りないとしても、会社側は有給休暇を拒否する事は出来ません。

確かに、会社側には労働者の有給取得時季を変更する権利、時季変更権、がありますが、会社の業務をさまたげる状況でない限り原則として、その権利を行使する事は出来ませんし、もし、したがってしまうと有休を消滅させるか、退職日が延びることになります。

有給休暇をうまく消化させるには!

退職日がせまってからの有給休暇の取得を行うと、業務に支障が出ることもあるので、円満に会社を退職するには、あたえられた業務がある場合には、前もって業務を引き継ぎできる同僚を用意してもらい、業務に支障が出ない様にする必要があります。

また、退職を希望する日の2週間前までに退職したい事を上司に伝える必要もあります。
有給休暇を使いたい場合は、その分も含めて申告するようにしましょう!。

有給休暇の買取は!

有給休暇は本来、日ごろの労働の疲れをねぎらい、〝従業員を休ませること〟が目的なので、買取り行為は法律違反となります。

ただし、退職時の残ってしまった有給休暇に対して、金銭を給付することは禁止されていません。

そのため、どうしても有給消化できない場合は、買い取ってもらうことも可能ですが、あくまでも会社側との交渉が必要となります。

退職時の給与の支払い確認

通常、会社で決められた支払日に振り込まれる給与ですが、退職する日が給与の締切日でない場合には、日割りで計算されるのが一般的です。

まれに、基本給を前払いして、残業などの手当を翌月に支払う会社もあるので、解っている方は良いのですが、最後の給与が少なかったと、なげく前に疑問に思うのであれば、勤めている会社の給与の支払い方法を確認しておく必要があるのではないでしょうか!。

仕事の話!

Posted by mako