黒クマ熊太郎の大冒険!。

※この物語は、フィクションです。
日本の北海道に住んでいたヒマラヤクマ科の種であるツキノワグマの熊太郎が、遠い異国の地を目指し旅をする事にしました。

旅を始めた熊太郎は北の海を目指し泳ぎ出し、ロシアの土地にたどり付いた時に、故郷より少し寒いと感じ始めていたのですが、このくらいならまだ大丈夫、その内なれるだろうと思っていました。

そして、はるばる北極圏に到達した熊太郎は、住み慣れた地の寒さよりはるかに寒いこの土地にタマラズ帰る事を決めるのですが、帰った時に、みんなに笑われたくないという思いもあり絶える事にしたのですが、食料にもありつけず、鼻水をたらし、凍えていました。

少しでも寒さをしのげる場所を探してさまよっていたのですが、いつしか意識がもうろうとなり倒れ込んでしまいました。

どれくらい眠ってしまったのか解らなかったのですが、意識が戻り 少し温もりを感じ ハッとして飛び起きました。

するとそこには、見た事もない すらっとした白いクマが横たわっていました。

「やぁ~・起きたかい!」っと、シロクマが声をかけてきました。

熊太郎が「きみはだれッ」と声を返すと。

シロクマが「ユキオだよ、よろしく」と言ってきました。

熊太郎は「僕はここになぜいるんだい?」と質問すると、

「君が倒れていたので連れてきたのさ」と言ってきて、その後、熊太郎は自分がなぜこの地にたどり付いたのかを話、お互いの事を話をして仲良くなりました。

この地は寒すぎてとても熊太郎は住めないと話、この地を去りたいが、戻りたくもないと話しました。

それなら、ロシアに向かうといいよ、と言って さらにその先に進むと「住みやすい土地がある」と寒がりな弟が言っていたとはなし、弟の住んでいる場所を教えてくれた。

そこで、熊太郎は弟が住むロシアと中国の国境を目指す事にした。

しかし、歩けど歩けどなかなか行きつかず、寒さに震え再び倒れかけたその時、声を掛けてきた女性の声がした。

必死にふんばって、声のする方を見ると、とても美しいシロクマがそこにいた。

熊太郎は、きっと夢でも見ているんだと思い、そのまま倒れてしまうのでした。

その後、目を覚ました熊太郎は、あの光景が夢では無かった事に気が付いた。

その後、助けてもらった美しいシロクマの(怜明:レイミン)と恋に落ち暖かい地を目指し共に旅をする事にした。

途中で様々な困難や敵に遭遇したこともあったが、敵も少なく住みやすい土地で2人は落ち着くことになり、平穏無事に暮らしていたのですが、そんなある日、レイミンが5匹の子供を宿しました。

その中で一匹だけ黒い子が生まれたのですが、いじめられないか、とても二人は心配でしょうがなかったのですすが、喧嘩をする事もなく、5匹とも健康に育っていきました。

しかし、そんなある日、4匹の内の一匹(熊五郎)だけが、白黒のハイブリットの様に色が変化をし始め、それと同時に、いじめられるどころかヤンチャになってしまいました。

ヤンチャになった熊五郎は、2人が目を離したすきに居なくなってしまい、行方知れずになってしまいました。

熊五郎がいなくなってから、1年が過ぎたころ〝クマったニュース〟で熊五郎が南の国でパンダ会の若頭に就任し子供も出来た事を知り、安心する2人でした、めでたしめでたし!。

おめでとう!

んな訳あるかいっ!!

というお話でした。

PS:その後巣立っていった、4匹の内毛並みが黒かった熊次郎は茶色い毛並みになりグリズリー一家のマフィアになったという事です。

その後、中国マフィアとアメリカンマフィアの抗争で熊次郎と熊五郎は出会う事に…!。