断捨離をスムーズにするコツとお得に処分する方法とは?

2023年6月13日

断捨離の意味由来

断捨離だんしゃりとは、一般的に不要な物を捨て、整理をするという意味で使われる言葉ですが、由来としては ヨガの「断行だんぎょう捨行しゃぎょう離行りぎょう」という 考え方を応用したもので、不要なモノを[断つ・捨てる・離れる]という3つの考え方だそうです。

【断捨離の意味】不要なものを
断ち切ること:断行
捨てること:捨行
手離すこと:離行

断捨離は、単にモノを減らすだけでなく、必要のない物を増やす事なく、必要最低限のもので 快適に暮すことを意味しています。

しかし、そのようなシンプルライフを目標とせず、年末や引っ越しなどの際に、心機一転、気分をリフレッシュするために、おこなっても良いのでは ないだしょうか⁉

そこでこの記事では、断捨離をお得・かつ、スムーズに終わらせる方法を記載しています。

断捨離は何から手を付ければ良い⁉

断捨離をするといっても[どこから手を付けてよいやら]と考える方もいると思います。
そこでこの記事では、いろんな人の方法をまとめてみたので、参考程度に 目を通していってくれれば幸いです。

【エリアを分ける】

まずは、玄関・キッチン・トイレ・浴室・寝室・リビングなどに区切って、一ヵ所づつ終わらせていく方が効率的に良いという結論に達しました。

まずは、家の顔ともいえる玄関をスッキリさせてから、手間の掛からないエリアを皮切りに、徐々にモチベーションを上げていく分け方をすると良いと思います。
玄関がスッキリしていれば、家具・家電・ゴミ出しなどの 出し入れが、スムーズにできます。

それ以外のエリヤは、個人差があると思いますのでモチベーションの落ちない方法で始めてください。
簡単な場所からウォーミングアップとして始め、モチベーションを徐々に上げていく方もいるようですし、大変なところから始めると、後が楽という方もいますので、自身のやりやすい場所から始めてください。

断捨離エリアの優先順位が決まったら、分類を決めていきましょう!。

分類を決めるうえで一つ言えることは、衣類・写真・思い出など、捨てる事に判断が迷うものから始めると、スピードやモチベーションが落ち、効率も良くないので、後回しにした方が良いと思いす。

【分別をする】

区別する分類としては[残す、捨てる、売る、あげる、迷うもの]といった具合に仕分けをする事がスムーズに行く秘訣だと思います。

[残すもの]

頻繁に使う物、使用頻度は少ないけど使う物、見るだけで気分が安らぐディスプレイ品などは残す。

[処分するもの]

破損、または壊れているもの、買ってから1度も使っていない、あるいは1年以上使った事がない物は、処分してしまいましょう。

[迷うもの]

処分に迷う物は、判断するのに時間がかかるため、衣類・書類・本・小物・趣味もの・思い出の品、などの様に 優先順位を決めると、処分しやすくなります。ただし収集したコレクションなど、モノによっては、付加価値が付いている場合もあるので「思い出ボックス」を用意して、入れておいても良いと思います。

[譲る]

捨てるには勿体ないと思った場合、知人や海外支援などに譲ったり、寄付をするという方法もありますが、知人などに直前になって、いらないと言われる事もある事を想定しておきましょう。

[売る]

フリマアプリ・ネットオークションに出品したり、リサイクルショップで買取ってもらったり、不用品買取の事業者に依頼したり、引越の場合は、引越業者に引き取り依頼する方法も有ります。

フリマアプリやネットオークション

処分を急いでいない場合、画像を撮って、商品状態の文言を書いたり、梱包や発送の手続き、取引連絡など、手間がかかる事が苦ではない方は、不用品の状態が良ければ、フリマアプリやネットオークション・ジモティーなどに出品しても良いと思います。

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リサイクルショップ

リサイクルショップは、人件費や実店舗があるため、買取価格が安値になる可能性はありますが、店舗での買取や、無料の出張買取を行っている店舗もあり、依頼したタイミングが良ければ、早く不用品を処分する事が出来ます。

自治体のリユースサービスを利用する

自治体によっては、再利用を目的とするリユースサービスを行っているところもあります。
リユースサービスは、処分と違って処分費用がかかりません、自宅まで収集に来てくれるサービスを行っている自治体も有りますが、その場合は手数料がかかります。リユースサービスについては、各自治体のホームページ、または電話で確認をしてください。

買替時に店舗に引き取ってもらう

大型の家具を処分して 新しく購入を考えている場合は、古くなった家具を、その購入する店舗に処分料を払って引き取ってもらう方法があります。

新しい家具を届けてもらう時に、処分したい家具を引き取ってもうサービスです。
ニトリ
または 無印良品 の引取条件は以下の通りです。

ニトリの家具引き取りサービス
1配送につき4,400円 (税込)
※ キャンペーン適用により料金が変更となる場合があります。

■ 配送商品と「 同容量 」もしくは「 同数量 」の物に限定されます。

■ 納品時に玄関先まで処分対象の品を自身で出しておく必要があります。
● 他社製品の引取もしてくれますが、買い替え以外の家具引取はしていません。
● 宅配便での納品時は引取不可となります。
● 購入商品と異なる種類の家具も対象外です。
● 自身で店舗へ持込んでも対象外となります。

「 引取ができないケース・ 引取ができないもの 」につきましては(こちら)をご確認ください。

無印良品の家具引き取りサービス
対象商品に限り、新しい商品の納品の際、注文商品と「同種」かつ「同数」の不用品の搬出作業や引き取りを(消費税込4,000円×個数)で行います。
ネットストアでの注文時に、ショッピングカートに「引き取り」のチェックボックスがある場合、申し込み対象品となります。

処分費用はかかりますが、買い替えを検討している場合は処分できる良い方法と言えます。

家電量販店に依頼する

以前その商品を購入したお店に引き取ってもらうか、買い替える場合は、新しく購入するお店に引き取ってもらう事も出来ます。

リサイクル家電ゴミとして捨てる


海外支援・知人などの引き取りや、ネット・アプリ・ショップでも買ってもらえなかった場合、最終手段として捨てる事になりますが、大型の家具・家電を自身で解体して処分するには、すごい労力がかかります。

【地域の環境センター(清掃センター)へ持ち込む】
家具の場合は、市区町村で定められたサイズまで解体することで、捨てる事が出来ますが、出来ないものに関しては、回収を環境センターに依頼する事も出来ます。ただし一度に一点までだったり、指定のごみ置き場まで自身で持って行くことになったり、地域によっては 処理手数料が発生することも有りますし、自身でトラックなどを用意して環境センターに持ち込まなければならない状況も有ったりします。

【地域の環境センター(清掃センター)へ持ち込めない品目】
また品目によって環境センターに持ち込めない物も有ります。
例えば、家電リサイクル法に基づく家電品(指定品目)冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ式)洗濯機 ・衣類乾燥機などです。

消費者が支払う費用について
振込手数料:振込額により異なります
収集運搬料金:業者により異なります(自分で持ち込む場合は不要)
品目 リサイクル料金の目安(メーカーによって異なります)
冷蔵庫
冷凍庫
小(170リットル以下) 3,740円
大(171リットル以上) 4,730円
エアコン 990円
テレビ 小(15型以下) 1,870円
大(16型以上) 2,970円
洗濯機・衣類乾燥機 2,530円

リサイクル料金はメーカーにより異なります。
詳細は、家電リサイクル券センターのホームページ
「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」をご覧ください。

小・大の区別については型番を確認しておきましょう。

テレビは前面のパネル部に表示されているか裏側のシール等に型番として記載されています、冷蔵庫・冷凍庫は扉の内側等・洗濯機は正面などに型式番号が英数字で記載されていて、エアコンは室内機本体の下に記載されています。

自分で「指定引取場所」まで運ぶ場合は、郵便局でリサイクル料金と振込手数料を支払い、伝票をもって直接持ち込んでください。

運搬を業者に依頼する場合は、運搬業者に収集運搬料金を求められます。収集運搬料金は業者によって異なるため、問合せをして料金確認後、運搬業者に依頼してください。

[その他・環境センターに持ち込めない物]

・爆発や火災の危険があるごみ
(例)消火器、ガスボンベ、石油・ガソリンなどの鉱物性油など
・有害性のあるごみ
(例)揮発油、農薬、劇薬類、薬品類など
・破砕処理が困難なごみ
(例)バイクなどのエンジン機械、ピアノ、石うす、鋼材、耐火金庫、ドラム缶、浴槽、ワイヤーロープ、径が10センチメートル以上又は長さ90センチメートル 以上の木の根・幹、太陽ソーラー、油圧式ジャッキ、車の部品、流し台等のステンレス製品など
・家屋の解体などに伴うごみ
(例)土砂、コンクリート、ブロック塀、廃材、建具、洗面台など
・園芸用等の石・土
※:市区町村によって異なる場合があるので各自治体で確認してください。

不用品回収の事業者に依頼する


処分したい家具・家電など、不用品がいくつもある場合、不用品回収事業者に依頼するのも一つの方法と言えます。
都合の良い日時を相談して処分する事ができ、搬出作業もしてくれるので時間や手間を省く事ができます。

不用品回収のことなら【ECOクリーン】

電話やネットでの依頼や、業者によって LINE で連絡を取り合うことで、自宅まで回収しに来てくれるので、手間がかからない良い方法と言えます。

ほとんどの業者が見積り無料で行ってくれるので、まずは見積りを依頼して、買取や無料での引取りが可能か・不可かを確認して、不可の場合は回収料金がいくらかかるのか 確認してみるといいでしょう。

回収料金は業者によって異なりますが、状態が悪くなければ買い取ってもらえる可能性も高くなります。

見積時の注意点!

電話・ネット・LINEでの依頼で、うまく伝えられないことも有ったり、処分の追加などがある場合、追加料金がかかりますが、訪問した業者が回収作業に入る前に見積りをしてもらい、あまりにも高い回収料金を請求された場合は、悪徳業者の可能性もあるので断る様にしましょう。

不用品回収業者に依頼する場合は、ホームページにしっかりと事業内容が記載されていて、一般または産業廃棄物の許可が記載されているか確認する様にしてください。

産業廃棄物許可証の場合、一般廃棄物許可証に比べ 処分場所が違うため、料金が割高な傾向があります。その為、あまりにも格安な場合は、追加料金が高くなったり、不法な処理(不法投棄)をしている業者の可能性もあるので注意しましょう!。

一般廃棄物許可証:環境センターで処理できます。
産業廃棄物許可証:
産業廃棄物処理場で廃棄します。

以上で[断捨離をスムーズにするコツとお得に処分する方法とは?]の記事は終了です。